S5使用構築【最高1907 最終1805】~ユクシー始動 身代われ!パルポリZ!~
初めまして。づか(TN:づかぶる)と申します。
SMよりシングルレートに挑戦した、ポケモン初代世代のおっさんです。
元々毛根に元気がなくなってきたところに神経を削るレートなんてやってしまい、後退速度が進んでしまいました(特性:かそく)。
改めて、S5お疲れ様でした。対戦いただいた方に感謝です。
今回は「1900到達の記念とため」・「構築を振り返り反省、改善点を整理するため」・
「中堅レート帯のプレイヤーの思考でも、出せば誰かの参考になるのかな?
なったらいいな」の3点を目的に記事を書かせていただきます。
【並び】
【コンセプト】
本シーズンに限らず、構築する際は『勝ち筋はシンプルに作る』を心がけています。
学生の頃、囲碁という1対1のボードゲームを習っていたのですが、その時プロの先生に教わったことの考え方で、
「お互いが必死に勝とうと手段を尽くしたら、黙っていても勝負は複雑になる。
アマチュアであればまずはシンプルに勝つ手段を学んでください。」
との言葉があり、少し気が楽になる好きな考え方です。これをポケモン対戦においても踏襲しています。
一方でレートが20・21・22に乗る方は、この言葉とは逆に、自らもより複雑に構築を練り上げていて、その差が結果に現れるのかなとも思います。
前置きが長くなりましたが、今回は、
積みエースで全抜き!」
というコンセプトで臨みました。
以下常体
【個別解説】
ユクシー@オボンの実 ふゆう
慎重:252-4-116-0-124-12
技構成:あくび/ステルスロック/とんぼがえり/おきみやげ
本構築の始動役。
ミミッキュの霊Z・クチートの叩き落す・晴れ下リザYオバヒなど、強力な技を一撃耐えるよう、またオボン込で多数の技2耐えするように調整。シーズン序盤は昆布戦法(あくび&ステロループ)が面白いように決まったが、中盤から初手身代わり持ちのマンダ・グロス(爪研ぎ!?)等に阻まれ瞬殺されることが多かった。
初手挑発を受けることもままあるが、とんぼ持ちなので切り返しは可能。あくびを入れたあとのとんボル読み置き土産の効果を知った時はとても気持ちよかった。
選出率第1位。
ジャローダ@イアの実orラムの実or気合の襷 あまのじゃく
臆病:212-0-4-44-12-236
技構成:リーフストーム/めざめるパワー炎or岩/へびにらみ/挑発
自らもみエースとなれる事も魅力。
しかし大迷走枠でもある。持ち物から努力値振り技構成まで何をどうしてもしっくりこない。。。
ガッサの選出抑制・受けル対策・選出誘導として機能していた気がする。
選出率第6位。
※この枠は特にアドバイス頂きたいです・・。
いじっぱり:28-252-0-0-0-228
技構成:からをやぶる/みがわり/つららばり/ロックブラスト
積みエース①
王道を往く?身代わり持ち(そのためH実数値129の4n+1)。
襷を持たせないことの理由は、「ユクシーを使って対面操作できるので、それならば物理アタッカーの前で積めばよい。」と考えたから。襷だと相手を選ばないで積めるので一長一短であるが、本構築では印の方が適していると感じた。身代わりで怯みの試行回数稼いでいるし、そんなに悪いことをしたとは思っていない(加害者並感)。
こいつが選出されたら「お前が起点になるんだよ!」としか考えていなかった(呪いもあるので型判別は慎重に)。
実際、ユクシーのあくびループを受けても、ばけのかわを盾に寝ることを選択されることが多かった。パルが殻をやぶったあとでも、A特化ミミッキュのかげうちを身代わりが約71%で耐えることが自慢。
メタグロスとのくそ怯み合戦・黒い霧持ちドヒドイデとの泥仕合は最高にポケモンしてたポコモン。
選出率第2位。
臆病:4-0-0-252-0-252
技構成:10万ボルト/テクスチャー/れいとうビーム/みがわり
積みエース②兼Z枠
こちらも身代わり搭載。パルシェンの身代わりも同様の狙いであるが、ユクシーのあくび又は置き土産で起点を作った際に、相手が寝ることを選んだ場合は積んだ後に身代わりを残せるチャンスがあることが大きい。2/3の確率で勝利に限りなく近づけるアドが得られるので、是非とも狙いたい手段である。一方で最速起きされる度にストレスで髪の毛が1本抜けるという制約もある。
また、テクスチャーZのタイミングで出てくる最速スカーフランドやガブを警戒するなら事前に身代わりを貼るのが機敏。電磁浮遊も候補か。しっかり場を整えて積めれば最強のポケモン。
でも選出率は第5位で勝率もいまいち。
ここの積み枠は要検討であり、例えば蝶舞羽休め型・瞑想羽休めor眠るなどの場持ちが良い特殊積みエースや、Z枠でもあるので全く別のアプローチをしてもよいかも。
慎重:84-4-4-0-236-180
技構成:おんがえし/じしん/りゅうのまい/はねやすめ
★調整はこちらのブログ先から(※引用の許可を得ています)
【SM】受けを起点にする慎重HDメガボーマンダの調整 : ポケモンマスターに俺はなる!
メガ枠兼積みエース③
シーズン中盤までメガバシャを使用していたが、他の積みエースと併せて耐久が貧弱すぎたため場持ちの良さそうな型で使用。はじめて使ったけど、最強でした。強すぎてあまり言うことがない。トレーナーが弱くて髪薄くてごめん。
選出率第4位。
ひかえめ:0-0-0-252-4-252
技構成:ヘドロウェーブ/だいちのちから/かえんほうしゃ/れいとうビーム
補完枠。
ユクシージャローダが呼ぶ、ゲンガー・ギルガルド・シャンデラ・レヒレ・コケコ・テテフ・ボーマンダ・メタグロス・炎枠に打点を持つ。これらのポケモンが見えたら先発させる。パルシェンが襷を持っているように見えるので、こいつはスカーフか珠と誤認させることが出来るのも良い。
というかどのパーティにも大体刺さっている最強ポケモン。あともうちょっとCとSが高ければなあ(Aいらない)。
選出率第3位。
【選出パターン】
①ユクシー→パルorポリZ→マンダ(基本選出:初手身代わり持ちがいなそうなら)
②ニドキング→ユクシー→パルorポリZorマンダ(身代わりするような臆病陰キャの気配を感じたら)
基本はこのパターン。
・受けルにはジャローダ確定選出
【きついポケモン】
・メガバンギラス→有効打が少なく一撃で落とせない、舞われると手がつけられない。
・ドリュウズ→バンギと併せて砂下だとパルもポリZも上から叩かれる
・ギルガルド→ニドキングでは一撃で落とせない、ユクシーがZで吹っ飛ぶ、ポリZが積んだ後でも耐えられる
・メガクチート→ふいうち択に勝てない
・メガボーマンダ→ニドキングを後続で処理されると止めにくい。物理型なら死に出しパルシェンから何とか対応できるが、特殊両刀型は即負け。舞われると手が(
・メガメタグロス→積みポケが1回舞った位では落とせない。殴るだけしかできないくせにユクシーが何も出来なく散る時がある。怯み狙いキツい。
・ラムパルシェン→出会って2ターンでオワリッ!!というかラム持ち全般辛い。
・サイクルパ全般→クルクル受け回されて昆布戦法が機能しない、ステロで襷を潰される。
・トリルパ全般→切り返しやターン稼ぎの手段がユクシーのあくびしかない。
以下敬体
【あとがたり】
S2で19チャレを逃して以来、ようやく到達することができて嬉しかったです。
しかし、最終の結果は1805と全く振るわずで、チャンスというチャンスがなく終わってしまいました。今後20を狙うとなると、とにかく自分は19帯での戦いの経験値が不足しているので、手の届く目標値であるとは言えません。
S6はどれだけ出来るかわかりませんが、
・19帯にできるだけ早く上がる
・19帯での実戦をできるだけ多く積む、20超えの方と対戦する頻度を増やす
を目標にしたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
高レートの構築ではなく、参考になる部分は少ないと思います。
なので、構築・技構成・努力値振り等なんでもよいのでアドバイス等をいただければ本当に嬉しいです。
最後になりますが、Twitter等でいつも情報交換をしてくださり絡んでくださる方に感謝を。シーズン最終期は、界隈全体が盛り上がる雰囲気がとても好きで、ポケモン対戦の大きな魅力だと感じています。次は2000に到達した記事が書きたいと思います。
ありがとうございました!