プロテニスプレイヤー風ポケモントレーナーがレート2000到達を語る
(サムネ用)
【某所にて】
——あなたは、久しぶりにこの場所に戻ってきましたね。
「本当に久しぶりだよ。2シーズンぶりだ。またこの場所に戻ってこれて嬉しいよ。
この場所に来ることが好きなんだ。料理は美味しいし、街の人は暖かい。まるでホームタウンのように迎えてくれるんだ。」
——あなたは、先のポケットモンスターUSUMシーズン9にてシングルレート2000に至りました。振り返ってみていかがですか?
「2か月間という長い戦いだった。まずは、対戦したトレーナーに感謝したい。そして家族にも。妻はシーズン9だけでなく、サンムーンの頃から僕が試合することを許してくれた。息子はシーズン9の終盤の場面でも、風邪を引くことなく頑張ってくれた。僕はその頑張りに報いなくてはならなかったんだ。結果を出せてホッとしたよ。本当にタフなシーズンだった。」
——あなたは、これまで多くの足踏みをしてきました。2000に至り別の景色は見えたのでしょうか?
「レートの世界は、山登りをするような感覚だ。だから当然、高い場所にくると景色が変わって見える。僕は必死に2000という山を登った。そこがゴールだと思っていたんだ。でも、そこから見えたのは、とても良い景色と、その景色に振り向きもせず、より高い山に登ろうとしているトレーナーの姿だった。僕はまた判断を迫られた。彼らに習って更に高い山に登るか、ここで終わるかというね。そしてそれはとても幸せな選択肢だと思う。」
——あなたは、どちらを選択したのですか?
「僕はこのゲームを長く続けたいんだ。できれば、老人になってもね。挑戦することは何歳になっても出来ることだ。」
——では、シーズン10の目標を教えてください。
「まずは、2000にもう一度乗せることだ。それはやっぱり、とてもタフなことだと思うから。one-hit wonder<一発屋>とも言われたくないからね(笑)それが出来れば大きな自信になるだろう。その時は胸を張って21という言葉を口にするよ。ただ、その挑戦は今シーズンでは行わないとも考えているんだ。」
——とおっしゃいますと?
「実はこれまでで、得たものはたくさんあるけれど、失ったものもいくつかあるんだ。まずは何よりも大切な、家族との時間だ。息子をドライブに連れて行ったり、ピクニックがしたい。そして次に髪の毛だ。レートでの戦いがタフ過ぎて、おおいに消耗してしまった。いずれも、失ったものを取り返したいんだ。そうすると必然的にレートに挑戦する余裕はなくなる。とても残念だけどね・・。」
——前者は分かりませんが、後者は不可能に思えます。あなたの風貌を見ていると。何か特別な用意があるのでしょうか?
「準備は出来ている。これがその答えだよ。」
——リアップX5プラス。
「そう。今まで僕は通常のリアップを使用していた。しかしリアップX5プラスは発毛成分:ミノキシジルを従来の5倍も含んでいるんだ。素晴らしい数値だ。一度でも投与すれば、数値受けでも受からないだろう。いうなれば発毛剤のメガシンカだ。僕はこれで一発逆転を狙うよ。」
——そうなのですね。では、しばらくはレートを離れるという事ですが、頑張ってください。
「ありがとう。レートを離れるといっても、本気で上を目指すことを行わないのであり、少なからず対戦は続けるよ。最も残念なことは、シーズン終了間際の盛り上がりに参加できないことだ。その時は、誰にとってもドラマチックなものだから。僕が20になり、ありがたいことに次の目的を示してくれた人もいる。それに応えられなかったり、お祭りの真ん中に入れないことはやっぱりすごく残念だ。」
「でも、さっきも言ったけど、僕はポケモンを長く楽しみたいんだ。今の第7世代はもちろんのこと。いずれ来る第8世代やその先も、できれば楽しみたい。これからしばらくは、これまでしてこなかったことをやってみたい。例えば、国際孵化だったり、仲間大会に出たり、キャスだったり。みんな楽しそうにそれらをしているから、是非とも色々と教えて欲しい。」
——ありがとうございました。大人は、出来ないことは出来ないと受け入れることが大切だと私は考えます。まずはご家族との時間を大切にしてください。
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