アニメとテニスとポケモン大好きおじさんの徒然ブログ

ポケモン・テニス・アニメを中心に。雑多なブログ。

【USUM/S9】最高2040・最終2005 メガメガメガネメガネ構築



【並び】

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【はじめに】 

シーズン9お疲れさまでした。

本シーズンにて、自身初となるシングルレート2000を達成することができましたので記事を残します。対戦してくれた方々に感謝します。

 

インフレシーズンと言われたS7の際に、20チャレを5回逃すという挫折を経験しましたが翌S8でも奮わず、かなりの焦りを抱えた状態で本シーズンを迎えました。

しかし、S9はGWを挟んだ2か月間という長期戦であるため、再びインフレが起きる可能性は高いと想定し、スケジュール管理(=有給を取りまくる)を徹底し臨みました。

 

 

【コンセプト】

一体のポケモンで相手ポケモン全員を倒したり、高い火力で殴り合いを制する時がポケモン対戦で好きな瞬間です。

 

そのため、このスタイルを今期も継続。

 

「積んで、殴って、勝つ」をモットーとしたパーティが今回も出来あがりました。

 

 

 

以下、常体。

 

 

 

【構築経緯】

積んで殴るとは言っても、やはり起点作成要員は不可欠。

これまでユクシージャローダミミッキュで挑戦したが、

 

×コケコ→エレキフィールドであくび展開ができない、麻痺しない。

×ゲッコウガ→技範囲が広すぎて起点要員がろくに動けない、挑発もある。

×メガマンダなどの早い身代わり持ち→何もできないで瞬殺される

×カバルドン→せっかくエースが積んだのに吹き飛ばされる・・・。

 

と、主にこれらのポケモンに煮え湯を飲まされる日々であった。

 

       

 

       彡´⌒`ミ
        ( ´・ω・)  
      // ,   ヽ/\
    /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/
      |____|/

『あ~あ、どこかにポリゴン2みたいな固さとランドロスみたいな対面操作ができて、カバルドンみたいな起点阻止が同時にできるポコモンはおらんかなあ~?』

 

 

 

 

 

 

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       彡´⌒`ミ
        ( ´・ω・)  いるやん。しかし君、カツラで誤魔化すのはいかんよ。
      // ,   ヽ/\
    /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/
      |____|/

 

 

という訳で、タイプ:ヌルを採用。4倍弱点がなく出し負けの少ない初手性能・対ゲッコウガへの受け性能・S操作からの対面操作性能に注目し、構築の基盤とした。ヌルで場を作った後のエース兼Z枠として、S5より使用していたポリゴンZを続投・メガエースとして抜きん出た性能を持つメガボーマンダを採用。この3体による積みリレー展開を基本選出とした。

 

残りの3体は、

★竜の一貫切りやパーティ内に先制技持ちがいないことからメガネテテフ

★受けループ・オニゴーリに強いメガヘラクロス

キノガッサビビヨン対策、妖の一貫切り、防塵ゴーグルドータクンを採用。

 

こうして、メガ2体・メガネ2体のメガメガメガネメガネ構築が完成した(タイトル回収)。

 

 

 

 

 

 

【個体紹介】

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H-B:A197メガボーマンダすてみタックル確定3発、A207フェローチェ飛び膝蹴り確定

    耐え、A233メガバシャーモ飛び膝蹴り乱数1発(31.3%)

H-D:A147カプコケコの10万Z+10万確定耐え、C200カプテテフのサイキネ2耐え

S:個体値は1。最遅ギルガルド抜かれ。麻痺をした無振りテテフ(実数値57)と同速、麻痺をした無振りミミッキュ(実数値58)抜かれ。

A,C:4振り

 

本構築の土台。

レベル100のため、永遠に仮面を捨てることが出来なくなった。中二病は不治の病。

 

努力値は大体の物理・特殊を2回耐える様に欲張った調整に。

 初手で出し、電磁波orこごえる風でSを操作し、後攻とんぼ返りからポリゴンZに繋げるムーブが基本。

 

 

採用のきっかけはS7に大流行した「激流ゲッコウガ」をはじめ、現在でも環境で猛威をふるっているゲッコウガへの対策として。電磁波を身代わりでスカされても、ほえるorとんぼで対応できる点がポリゴン2では出来ない動き。

 

また、USUMにて教え技「こごえるかぜ」を習得したことも大きな要素。電磁波の通らない地面タイプに刺さる。これにより、S操作+後攻とんぼ返りを行う。少し前に話題になった、《めざ氷持ちのんきランドロス・S個体値調整ランドロス》もヌルを着想するヒントとなった。こご風により環境トップのボーマンダ等氷4倍勢に隙を与えない点も評価ポイント。

 

そして、「ほえる」による相手の展開阻止性能。

前述の通りポリゴン2は覚えず、意外にもランドロスもほえるを覚えないため、ヌルの最も大きなアイデンティティと言える。

よくあるケースが、

A.初手ウルガモスとの対面、①ガモス蝶の舞→②ヌル電磁波→③ガモス蝶の舞→④ヌルほえる⇒無償で裏をみつつ麻痺ったガモスが残ることとなり、爆アド。

B.①メガラティアス瞑想→②こちらヌルに交代→③メガラティアス身代わり→④ほえるで起点回避 等。

 

特にBの様なケースでは、ほえるをした際と次ターンに殴られて落ちることが多かったが、そのまま3タテを許すという負け方をしないという点で働いてくれた。

この、「相手に主導権を与えずバトルの均衡性を保つ」、という特徴にどれだけ助けられたか分からない。

 

他にも

オニゴーリとのシナジー

「急所被弾による偶発的な負けがない」

「クッションとしての役割、こだわり系との相性の良さ」

「お粗末な技範囲」など、特筆すべき点は他にもあるので、機会があれば、単体考察を書いてみたいと思う。

 

 

 

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C:テクスチャー後H252メガクチート確定1発

S:テクスチャー後135族抜き

H-B:テクスチャー前A200キノガッサマッハパンチ確定耐え

    テクスチャー後ミミッキュZ+かげうち確定耐え

D:調整意図はDL調整のみ。

 

 

S5より使用している相棒ポケモン。パーティ唯一の色違い。

 

S8までは自己再生の枠を身代わりで採用していたが、構築記事を見ると結果を残したポリZはほとんどが再生持ちだったため、自分も試してみたら驚くほど強かった。

 

調整はメガクチートを一撃で落とす爽快感が忘れらずCはこの値、Sもミミロップを抜けないのは気持ち悪いのでこの値。Hは16-1であり再生の回復量を出来るだけ伸ばす様に振って、あとは適当にBDに振り分けた欲張り侍な調整。それなりに色々な技を耐えるので使用感は悪くなかった。

 

再生がヌルの電磁波と相性がいいが、再生粘りは急所や追加効果を考慮すると過信は

禁物。やっぱりこいつで3タテや降参もらう瞬間がポケモンやっていて一番楽しい。

 

 

 

 

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調整はこちらの記事を参考に一部アレンジ。(転載許可済)

kyon1101.hateblo.jp

H:奇数最大値

H-B:A207メガギャラドス氷の牙確定耐え

H-D:C211めざ氷確定耐え

S:準速ミミッキュ+2、S+1で最速フェローチェ抜き

A:Bを削った余り(参考記事では4振り)。欲張り侍。

 

 

最強メガ枠。

数値のゴーストタイプ。

 

これまで慎重・陽気・無邪気を試したが、腕白はメガ前のいかくも相まって、個人的に最も扱いやすい性格だった。本当に硬い。

 

電気タイプになったポリゴンZとの相性補完が良かったり、ゲッコウガの選出誘導ができる点も良い。

 

技は基本の3種のほか、ガルドやドランが重めなので地震を採用。

 

 

 

 

 

 

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H-B:A233メガバシャーモフレドラ確定耐え、A200メガリザXフレドラ乱一(25%)

S:最速60族(ペリッパーギルガルド)、最速61族(テッカグヤバンギラス)、

   準速キノガッサ、準速メガバンギラス抜き

C,D:余り

 

破壊の姫。

 

Sは上記のポケモン以外にも、ミラーやABミミッキュを意識。過去の構築記事では、メガネテテフは無振りか4振りミミッキュ抜き(=20振り)に留まっていたので、ミラー対面でも打ち負けないことを意識した。当初はCに76振り(11n調整)を施していたが、構築全体でリザXが重かったので、フレドラの乱数を25%まで抑えるよう欲張りに再調整。Cは下がったが火力はそれでも申し分ない。

 

格闘1/4と霊弱点があることからヌルと相性が良く、初手のテテフガルド対面での出し負けとなってもリカバリーが効くことや、先発のテテフで相手を倒す→こだわり解除でヌル引き→ヌルS操作→ヌル落ちるor後攻とんぼで再展開の動きが安定して強かった。

 

 

 

 

 

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H:ぶっぱ

A:地震で無振りカプコケコ確定1発、H252メガゲン確定1発

   種マシンガンでH252マリルリ確定1発、H252カプレヒレ高乱1発

B:4振り

H-D:C200ラティオスサイキネ確定耐え、C205ウルガモス火炎放射確定耐え

S:余り。無振り95族(テテフ等)と同速。S114調整のレヒレ抜き。

 

 

裏メガ枠。

役割は「受けループの破壊・オニゴーリの撲殺」の二点。

 

受けループ使いの方が、「受けルでキツイポケモン一覧」でまとめられた記事の中で、

 

『キング・オブ・キツイ』

 

と言っていたので採用。種族値の数字が綺麗で好き、特性も強い。

 

しかし受けループをほとんど見なかったので、マンダでキツイポケモン達(マンムーロトム・サンダー・レボルト・レヒレマリルリ等)への役割も持たせるという欲張りな要求をした結果、とんでもなく欲張りな調整になって返ってきた。S振りは活きる場面が多く、拾えた試合が多かった。メガ前の実数値は125とテテフと同速なため、テテフで素早さ判定を行いメガせず突破したケースも少しだけあった。なお特性は虫の知らせ...(小声)

 

技は地震・ミサイル針を使ったりコロコロ変えていた。

 

 

 

 

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H-B:メガバシャ・リザXのフレドラ確定耐え

H-D:C211メガリザYの晴れ下大文字確定耐え

A:余り

S:個体値8。妥協

 

最後の1枠。

 

努力値振りは珍しく欲張りではないが、

気づいたら取り返しがつかないほど、

フェアリーキノガッサ

が重くなっていたので採用。

 

優秀なタイプによりフェアリーはもちろんのこと、特性:耐熱により炎への抵抗を高めることに成功(えっ、それでも等倍なんですがそれは)持ち物は防塵ゴーグルにより、キノガッサビビヨン対策も万全である。

 

 

どうして大人の世界では、突貫工事や下請けへの無茶な納期設定・隠ぺい工作が無くならないかを、身をもって学ぶことができたポケモンであった。

 

 

ガッサに対しては、後出しでこいつを出してもゴーグルと判明した段階で裏に引かれるので、対面で胞子を受ける立ち回りが必要。具体的にはマンダとガッサを対面させ、マンダの身代わり警戒の岩石封じを誘ってドータクンを出すようにした。この動きを唯一見せたのが20チャレの場面だったので、無茶振りを通すことが出来て満足。ブラック企業万歳!

 

トリルはテテフとへラクロスの補助のため採用。刺さるときは刺さった。

 

 

 

 

 

 

【重たいポケモン・並び】

◆メンヘラミミッキュキング・オブ・キツイ。

 挑発・呪い・身代わり・痛み分けの型だと、ヌルが何もできない。この型のヌルに対する最適解だと思う。数自体はほとんど見かけなかった事が救い。

 

クチート軸⇒キツイ。こちらの選出はマンダ・ヌル・ポリZ

ほぼ初手でクチートが出されるので、マンダを合わせて威嚇→ヌルに引く→後攻トンボでポリゴンZに繋いでうんたんする。キノガッサがいるとヌルの枠をドータクンにするが、クチートははたきを持っているので果てしなく美しい一貫が生まれる。

 

◆襷爆発ステロランド軸⇒ヌル・ポリゴンZ・マンダで対応。

慌ててランドロスにこご風を打つと爆発でヌルが削られてしまうので、ステロが痛いが初手は我慢のトンボ。マンダを出してうんたんするが身代わりがないので厳しい。裏がめざ氷バシャだと終了。

 

◆共有パ⇒テテフ・ヌル・ポリゴンZで対応。人によって選出がまちまちなので、はっきりした回答が出せない。比較的ガルドがきやすいので、初手テテフとマンダorコケコorツルギと対面したら勇気のシャドボを押す。ゲッコウガならヌル引き。クッションカバルドンほんとキツイ。

 

カビゴンヘラクロスを出したいが、取り巻き(バシャ・マンダ・ゲンガー・ミミッキュ等)がヘラクロスに強いのでタフな戦いになる。

 

スイクン⇒身代わり・ほえる持ちで完封される。こちらのほえる時に先にほえるオサレムーブ止めて。

 

メタグロス⇒カブトアーマーVSアイアンヘッドの熱い頭突き合い。こちらがサンドバッグになって終了。ポケモンってそうゆうゲームじゃないから!!1ターンずつお互いが何かしら行動するゲームだから!!!

 

 

 

 

 

以下、敬体。

 

 

【終わりに】

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最終日数日前に念願だった2000に到達。緊張で心臓バクバクでした。皆さんのお祝いリプが嬉しすぎて何度も見返しました。

 

その後最終日に少しだけ潜って、最高レートを更新することが出来ました。

 

今シーズンは冒頭でも述べた通り、S7での雪辱を晴らすべく臨みました。

構築記事を読む量やダメ計を回すなどの機会をこれまでより増やすなどして、行動量を上げました。その甲斐あってか、何とか結果を残せてよかったです。

 

ストレスで胃腸が弱ったり髪の毛の後退速度が早まったり、家庭を犠牲にしてしまったので、シーズン10では少し休養してから臨みたいと思います。

でも同時に更に上を目指すには、もっと何かを削らないとダメなんだと最終盤のTLを見ていて思いました。体力とメンタルの維持が課題です。

 

 

最後に、Twitterや動画配信を始めとし、一緒にレートを頑張る皆さんに励まされて臨むポケモンは楽しかったです。特に終盤の空気は一体感がありとても好きです。今後は大会に出たり、もう少し交流が出来ればと思いますのでよろしくお願いします^^